10月の授業参観では、ご家族そろってご参加くださった方も多く、教室全体がとても和やかな雰囲気に包まれました。
ナレッジでは授業参観を年に3回実施しているのですが、正直なところ、子どもたちにとっても講師にとっても、準備などはけっこう大変です。それでも続けているのは、私自身の子供時代の経験と、親としての経験から、授業参観には大きな意味があると感じているからです。
私は子供の頃、授業参観に母が来てくれることがとても嬉しかった記憶があります。なぜうれしかったのだろうと改めて考えてみると、「わざわざ自分のために見に来てくれる」ことがうれしかったのだと思います。
私は三人きょうだいの長女で、母には甘えることがあまりできなかったので、その時間が、愛情を確認したいという気持ちを満たしてくれていたのかもしれません。
大人になり、今度は親として授業参観に参加してみると、1時間授業を見学しただけでも、けっこうくたくたになります。
「子ども達は毎日、こんな授業を5時間も受けているんだなあ」と思うと、「子どもってすごいなあ」と感じ、子どもにいっそう敬意を持つようになりました。(毎日怒ってばかりでゴメンね、という気持ちになります(笑い))
こうした経験から、授業参観は子どもにとっても保護者にとっても、とても意味のある時間だと感じています。ですので、自分で教室を開いたら、絶対に授業参観をやりたい、とずっと思っていました。(夢が叶いました!)