昨年はChat GPT(生成AI)が世間を大きく賑わせ、子ども達が「AI」という言葉を聞く機会が増えました。こうなったら、もう避けて通る事はできません。生成AIとは何か?どうやって使うのか?を学ぶことが大切です。
今回は、コパイロット(マイクロソフトの生成AIと画像生成AI)を使い、ストーリーとイラストをAIの力をかりて、オリジナル絵本作りに挑戦しました。
まずは、基本の絵本を決め(桃太郎や、三匹の子ぶたなど、有名な物語)、それをベースにアレンジします。しかし、コパイロット(AI)が思った通りのストーリー展開や、イラストを描いてくれず、「先生~何度言っても、同じ答えがでるっっ」と怒り気味の生徒続出。
「AIがわかるような、命令にしよう」と何度も命令(プロンプト)を変えて、なんとか作品ができました。
最後に「「AIって、どう?」 子ども達に聞いてみました。
「ポンコツ」という生徒続出です。
そうなんです。使ってみたら、意外とAIはポンコツでした。しかし、子ども達が、AIに命令する言葉を使いこなせていない事も大きな原因です。「三匹の子ぶたの話を面白くして」だけでは、いけません。物語を三幕構成に分け、2幕にアレンジを加える、時代背景を変える(未来や現代にする)など。
そして、AIが作ったストーリーをそのままコピペしても、イマイチ。もう一度自分で、かみ砕き、自分の言葉で表現すると、とってもステキな絵本が出来上がりますね!
主役は自分、AIはあくまでもアシスタント、という意識をもって、使いこなしてほしいと思います。