12月にクリスマスカード作りの授業を行いました。「1作目は、見本をマネすること、2作目は自由に描く」というのが、今授業のルールです。
約2割の生徒は「まねをする」ことが嫌いなので、2作目に注力します。そのオリジナル作品がとても独創的でステキなのです。頭の中に、イメージができあがっていてそれをカタチにしているようです。
こういう感性は、学校ではなかなか評価されにくいのですが、素晴らしい才能なので、しっかり褒めてあげることが大切です。
8割の生徒は、見ながら絵を描きます。その中で、完璧な模写をめざす子どもが何人かいます。高い完成度のために、努力を惜しまないタイプです。おそらく学校でもとても評価されていると思います。
約半数は、見本をみて四苦八苦しながら、なんとか描き上げます。この子たちには「丁寧に取りくめば、すばらしい作品ができる」ことを、実感してもらいたいため、何ども「ていねいに!!」と指導しています。国語や算数などでは、「丁寧に問題を解く」ということがあまりないですが、工作や美術ではとても大切です。
実は、プログラミングも丁寧にプログラムを組み立てることがとても重要なのです。時間がかかっても、丁寧に取り組むことの大切さを、今後も指導していきたいです。